■:趣味が合わない=結婚できない、という呪い
婚活をスタートすると、誰しもが一度はぶち当たる大きな壁。
それは、
**「趣味が合わない人とは、一生一緒にいられないんじゃないか?」**
という不安です。
特に、僕と同じようにカードゲームを愛する30代男性の皆さん。
仕事が終われば最新のカードリストをチェックし、
休日はショップ大会に参加して、空き時間は一人でデッキ調整。
カードの相場変動に一喜一憂し、新弾が出れば予約に奔走する……。
僕もほぼ同じようなムーブです。
高校生ぐらいからそんな感じかもしれません。笑
・・・成長していないのかもしれません。泣
そんな「趣味全振りの生活」の状態に、
もしパートナーが興味ゼロ、
どころか「え、紙の束にそんなにお金使ってるの?」
なんて反応されたら……。
想像するだけで、婚活のやる気がシュンと萎んでしまいますよね。
僕も全く同じでした。
昔は遊戯王の熱心なコレクター、今はポケカに夢中。
趣味は自分の一部というか、もはや人生そのものです。
今でも「食費にお金を使うぐらいなら趣味に使う!」を基本的なモットーに
生きています。
でも、結論から言わせてください。
趣味が違う相手との結婚は、可能どころか、むしろ「うまくいく」ことが多いんです。
今回は、オタクが陥りがちな「共通の趣味への執着」を
解きほぐし、趣味の違う妻と幸せに暮らしている僕のリアルな視点をお伝えします。
■結論:大事なのは「同じこと」ではなく「尊重し合えるか」

まずは率直に結論をはっきり言います。
趣味が違う相手でも、結婚生活は十分に、
そして驚くほど円満にいきます。
むしろ、**「趣味が違うからこそ、関係が長く安定する」**という
側面すらあるんです。
結婚で本当に大事なのは、同じ趣味を持っていることではありません。
**「価値観が近く、お互いの好きを尊重できる姿勢」**があるかどうか。
これに尽きます。
「趣味が違う = 相性が悪い」ではありません。
視野を広く大きく持つのです。
「趣味が違う = お互いの知らない世界を広げるチャンスがある」です。
これは綺麗事じゃなく、
実際にオタクとして婚活をサバイブしてきた僕が、
身をもって実感している真実です。
■理由・分析:なぜ「趣味の一致」にこだわらなくていいのか
「でも、趣味が一緒なら話も合うし、
一緒に楽しめて最高じゃないですか」という声が聞こえてきそうです。
確かに一見そう見えますが、実はそこには落とし穴もあります。
①「趣味の一致」は、長続きの絶対条件ではない
婚活の条件で「ゲーム好き」「アニメ好き」「カード好き」を
挙げる人は多いです。
でも、不思議だと思いませんか?
同じ趣味で出会って結婚したのに、数年で離婚してしまうカップルもたくさんいます。
なぜか。それは、趣味は同じでも「価値観」が違うからです。
- 趣味にいくらまでお金をかけるか(金銭感覚)
- 休日は掃除をしてから遊びたいか、起きてすぐ遊びたいか(生活習慣)
- ケンカをした時に話し合うか、黙り込むか(コミュニケーション)
ここがズレていると、いくら一緒にカードをしていても、
生活の根底がグラグラして苦しくなります。
同じカードゲームをしていても、環境デッキしか作らず、マイナーデッキでは
遊ばない人と、環境カードを使わず、色んなマイナーデッキを使う人とでは
どこかで衝突が生まれてしまい、そのうち疎遠になってしまうことないでしょうか。
少なくとも僕はありました。僕はどちらかというと、後者のタイプで
色んなデッキタイプに触れて色んなデッキの動きを楽しみたいタイプです。笑
ですが、趣味はあくまで「人生の中の彩りの1つ」。
結婚という長い航海では、船そのものの頑丈さ(価値観)が大事なんです。
②趣味の違いは、人生の「刺激」と「余白」になる
オタクはどうしても、自分の好きなジャンルだけで世界が完結しがちです。
まあ、人のことは言えず僕もそのタイプで好きなもの情報ばかり追っているので、
世間一般の流行りには疎い傾向にあります。
カード、YouTube、SNS。それも最高に楽しいですが、
放っておくと世界がどんどん狭くなってしまいます。
社会人なので、少し気をつけてニュースはチェックするようにしたいですが、
今は我が子の「アンパンマン」攻撃にTV権を奪われている状態です。笑
趣味が違う相手といると、自分一人では一生選ばなかったであろう選択肢が、
人生に飛び込んできます。
- 自分では入らないようなオシャレなカフェ・食べ物との出会い
- 観光名所を巡る旅行の楽しさ
- 全く興味がなかった映画や音楽との出会い
これ、デッキ構築に例えるとわかりやすいです。
ずっと同じタイプのカードだけで組んでいると、
特定の相手には勝てても、環境が変わると対応できませんよね。
前半押せ押せのアグロデッキばかり触っていたけど、
コントロールデッキでゲーム全体を意識した新たな戦い方の視点を持てたり、
後半で一気にまくるデッキで相手の意表をついたプレイングの爽快感を知ったり、
1つの視点だけでなく、色んな視点を持てると新たな楽しみ方が増える。
人生も、それと同じです。
③実は、オタクこそ「尊重」のプロである
「オタクは自分のこだわりが強くて、相手に合わせられない」
なんて思われがちですが、僕は逆だと思っています。
オタクは、自分が「推し」を否定される痛みを誰よりも知っています。
だからこそ、**「相手の大切にしているものを、安易に否定しない」**という、
結婚生活で最も重要なスキルを最初から持っているんです。
大事なのは「一緒にやること」ではなく、
「相手が楽しそうにしているのを、微笑ましく見守れること」。
この距離感こそが、長続きの秘訣です。
無理に一緒にすることはお互いに必要はないのです。
見守って受け入れたり、時には一緒にしたりして、
もし、相手の趣味を共有できるようになり、
より楽しめるようになったら一緒にすると良いですね。
■自分の体験:遊戯王・ポケカ狂の僕と、お出かけ好きの妻。

僕と妻の趣味は、見事なまでにバラバラです。
僕は根っからのカードゲーマー。
独身時代は、週末になればショップへ。
シングル・ストレージでお値打ちなカードを吟味し、
家に帰ったら動画・音楽を片手にカード整理やデッキ作成、
給料の一定額は迷わず箱買いやシングルカードに突っ込む。
そんな生活でした。
ここで僕の小さな楽しみだったのが、買ったカードを自分のこだわりの構成で
スリーブに入れていくのがとても好きでした。
スリーブに入れるとウチの子になった感が出ません?笑
スリーブに入れてからの愛着がすごく出ちゃうんですよね…!
一方、妻はカードゲームのルールなんて
1ミリも知りません。
彼女は休みの日にはどこかに出かけたいタイプ。
インスタで見つけたカフェを巡ったり、テーマパークも大好きで友達とよく遊びに行っていました。
最初は僕も不安でした。
「カードに熱中している姿を見たら引かれるんじゃないか?」
「週末に大会に行きたいなんて言ったら、怒られるんじゃないか?」
でも、付き合ってみて分かったんです。
妻は、僕がカードの戦術について熱っぽく語るのを、
「内容はよくわからないけど、楽しそうでいいね」と
笑って聞いてくれました。
そして僕も、彼女に誘われてカフェに行ったり、
旅行に行ったりしてみました。
正直、最初は「この時間があればデッキ調整できるのにな……」なんて
不届きなことを思ったこともあります(笑)。
でも、妻のおかげで行った場所や食べたものは、
自分一人の生活では絶対に味わえなかったものでした。
なんせ、食にお金を使うなんて言語道断!
食費を切り詰めてでも趣味に使いたい!と思っていたのですから。笑
自分の世界に「新しい色」が増えていく感覚。
それは、カードを集めるのとはまた違う、じんわりとした幸福感・新たな興味関心が
広がっていき、人生の中の新たな彩りの広がりを感じました。
そして何より、僕たちが結婚を決めた理由は
「趣味」ではなく、**「向き合い方」**でした。
仕事でトラブルがあった時の励まし方、
将来のお金の管理についての話し合い、家事の役割分担。
そういう「生活のルール」を決めるとき、お互いに歩み寄れたんです。
生活の中で大事なのは趣味より現実的な日常生活の中の要素でした。
趣味は違っても、進みたい方向が同じなら、隣を歩いていける。
それが確信に変わったとき、
趣味の違いはもはや不安要素ではなく、お互いの「個性のスパイス」になりました。
■再現ポイント:趣味が違う相手と「いい感じ」でいる3つのコツ
もしあなたが、趣味の違うお相手と出会ったら、
次の3つのポイントを意識してみてください。

①相手の趣味を「理解できなくても」否定しない
これ、一番大事です。「何が楽しいの?」ではなく、
「君はそれが好きなんだね」と受け止める。
これだけで、相手はあなたに安心感を持ちます。
また、相手を受け止めることは自分を受け止めてもらうことにもつながります。
自分を肯定してもらうにはまずは相手を肯定するところからスタートしましょう。
相手に求めるのはそれからの方が相手に土台を作ってもらうことにつながります。
言うなれば、信頼というデッキパーツを提供して、
「あなたへの理解」というデッキを組むのに重要なドローソースにしてもらう。
そんな感じでしょうか。笑
②月1回だけ、相手の趣味に「全力で」付き合ってみる
自分の趣味を優先させてもらうための「先行投資」と考えてもいいです(笑)。
相手のフィールドに飛び込んでみると、
意外な発見があるし、相手も「自分のことを大事にしてくれている」と感じてくれます。
これに関しては本当に大事なところだと思います。
それほど僕はテーマパークが好きではないのですが、
USJに2人で行った時、楽しめるだけ楽しもうと思い、
絶叫系がすっっっごく苦手なんですが、フライングダイナソーに2人で乗りました。
そうしたら、新世界が開けたのか大好きに…なんてならず、、
その後数時間、乗り物に乗るたびに乗り物酔いを発動し、翌日帰ってから
自分でしていた車の運転でも乗り物酔いを発動するほど、後を引くものになりました。笑
といった感じで軽いトラウマでもあるのですが、今となっては良い思い出です。笑
たまーに、思い出して2人の笑い話になっています。
また、挑戦したからこそこれは自分には
どうやっても合わない、ということも分かりました。
そこからは相手は楽しいと思うもので自分には合わないものは
楽しんでいる様子を見ているので、充分だという学びを得れました。
③自分の趣味を「楽しそうに」説明してみる
自分の趣味のルールを完璧に理解してもらう必要はありません。
「今日は大会で勝てて嬉しかった」
「このカードのイラストがすごく綺麗なんだ」
そんな風に、感情を共有してみてください。
あなたが楽しそうなら、相手も「いい趣味だね」と思ってくれるはずです。
ポイントは、無理に一緒にやろうとしないこと。
カードゲームに興味がない人に大会参加を強制しても、お互い不幸になるだけ。
それぞれが自分の趣味を楽しみつつ、たまに交差する。
その「ゆるい共有」が心地よい関係を作ります。
たまーにするのがとても楽しかったりするので、頻度が少ない方が案外良いこともあります。
■まとめ:趣味は違って当たり前。だから面白い。

「趣味が違う相手と結婚できるか?」
その答えは、自信を持って**「YES」**です。
人と暮らすというのは色んな変化を楽しむ、分かち合うことです。
むしろ、趣味が違うからこそ、
家の中に「自分だけの世界」と「二人で楽しむ世界」の両方が共存でき、
マンネリ化を防いでくれます。
結婚は、自分と同じ人間を探すゲームではありません。
むしろ、同じすぎても同族嫌悪をしてしまうかも?笑
恋愛や結婚は違う背景を持った二人が、同じ方向を見て歩んでいく共同プロジェクトです。
あなたのカードゲームへの情熱も、お相手が持つ別の何かへの情熱も、
どちらも尊重しながら一緒にいられる。そんな関係を目指してみませんか?
焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう!
さて、次回のテーマは、これまた多くの男性が悩むポイント。
**「毎日連絡するのは重い?相手に嫌われない連絡頻度とコツ」**です。
メッセージのやり取りで疲れ果ててしまう前に、僕が今の妻と築いた「ちょうどいい連絡のシステム」を実体験から解説します。



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